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日本語の「店」と英語の"shop"は意味が違う!日本人が間違える英語
「店」は英語で何と言う?日本人が聞かれて最初に思い浮かぶのがshopだと思います。
しかし日本語の店と英語のshopは意味的に大きな開きがあります。
このページでは店とshopの違いや、shopの定義と使い方、storeとshopの違いなどについて詳しく解説します。
日本人に多い誤解!「店はみんなショップ」
少し英語を勉強すれば、ほとんどの方は違いが分かってくると思います。 しかし、あまり英語に触れていない日本人に多い誤解が店は全部"shop"だと思っている人がかなり居るようです。
確かに「店は英語で?」と聞かれた時に日本人が一番最初に思い浮かぶ単語が"shop"でしょう。 しかし、日本語の店と英語の"shop"はかなり違ったニュアンスがあります。
例えば日本語で「店」と言うと何を思い浮かべますか? 一般的にこんなのも全部店と呼べます。
- レストラン
- 居酒屋
- バー
- コンビニ
- 100円ショップ
- スーパー
- クラブ
- ライブハウス
- 美容室
クラブやライブハウス、美容室に関してはあまり店とは言わないかもしれませんが、 働く側、つまり従業員の間では「店」と表現することがあります。
このように日本語の「店」は意味が非常に広く、何でも有りって感じです。
それでは"shop"はどうでしょうか? おそらく、上記のリストで"shop"と呼べる物はほとんどありません。
100円ショップの場合日本語ではショップと言っています。 基本"shop"でも"store"でも両方使えますが、どちらかと言うと"store"を使った方が適しています。
結局"shop"って何?"shop"の定義を解説
英語の"shop"の定義は、主に小売店です。 例えばこんなのは"shop"と表現します。
- 花屋 flower shop
- ラーメン屋 ramen shop
- 牛丼屋 gyudon shop
- お土産屋 gift shop
基本小さな店で、あまり品数が多くないお店に対して"shop"が使われます。
ラーメン屋や牛丼屋は restaurantと言ってもいいかも知れませんが、どちらかと言うと"shop"の方が向いているでしょう。
なぜなら、基本小規模店舗であり、提供しているメニューもラーメン屋だったらラーメンとその他餃子など限られています。 牛丼屋も店によってはメニューは豊富ですが、基本牛丼をメインとして売っているので"gyudon shop"の方が適しています。
このように英語の"shop"は非常に意味が狭く、日本語で「店」と呼べる内のほんの僅かしかありません。
よくある間違いとしてバーやクラブ、ライブハウスのサイト(ホームページ)で、やたら英語を使っているサイトがあります。 サイトのメニューなどをすべて英語にするとかっこいいからでしょう。 しかし、きちんと英語を理解していないと恥をかくことになります。
例えばライブハウスのサイトで"Shop Information"と書かれていたとします。
どんな情報が書いてあると思いますか?
"Shop Infomation"なのでライブハウスがグッズを販売していて、どんな商品を売っているのかや、商品の値段などが記載されているはずです。
しかし、英語が分からない人がただカッコイと言う理由だけで作ったサイトだと、"Shop Information"なのに、なぜかライブハウスの住所や営業時間などが載っています。 ちょっと英語が分かる人からすると非常に可笑しなサイトになってしまうでしょう。
shop以外のお店は何と言う?
すでにご説明した通り、英語の"shop"と日本語の「店」はかなり意味が違っています。 それでは、"shop"以外のお店は何と呼べばいいのでしょうか?
英語で店を意味する単語は"shop"以外にもたくさんあります。
- レストラン: restaurant
- 居酒屋 Japanese style pub、Japanese style bar、izakaya
- コンビニ: convenient store
- 100円ショップ: discount store, 100 yen store
- スーパー: super market、grocery store
- ライブハウス: live music club
- 美容室: hair salon
- デパート: department store
日本人が一番迷う!shopとstoreの違い
"shop"と"store"の違いは少し曖昧です。場合によっては入れ替えて使える事もあるでしょう。 "shop"と"store"の違いについて解説しましょう。
小規模のお店は"shop"、規模が大きければ"store"
例えば"department store"や"discount store"など規模が大きなお店の場合、"store"を使う傾向にあります。 逆に"gift shop"や"flower shop"など規模が小さい場合、"shop"を使います。
特定の物だけ売っている場合は"shop"
例えば"ramen shop"は基本的にラーメンを売っています。餃子やライスも提供しているでしょうが、基本的にはラーメンです。
"flower shop"は基本的に売っているのは花です。他の植物なども少しは置いているでしょうが、基本的な商品は花がメインでしょう。
このように特定の物だけ売っている場合は"shop"を使います。
サービスを売っているのは"shop"
"barbar shop"や"nail shop"など物ではなくサービスを売っている場合"shop"を使います。 "nail store"と言ってしまうと、爪を販売しているお店って感じがして気味が悪いですよね。
ただし、例外もあり、必ずしもすべて上記に当てはまる訳ではありません。 また、お店によっては"shop"と"store"どちらでも使える場合もあります。