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ネイティブが100%正しい訳ではない!講師の言うことはどこまで信用できる?
ある程度英会話のレベルが上がってくると、ネイティブ講師の言った内容について疑問を持つことがあります。 実は初歩的な英語でもネイティブが知らない事って意外と多いんです。
またレベルの低い英会話教室だと講師が致命的な間違いを犯す事も珍しくありません。
ネイティブでも良く知らない英単語の発音
日本語は主に日本でしか使われていませんが、英語はあらゆる国と地域で使われています。 そのため同じネイティブ講師でも出身の国が違えば英語も違ってきます。
例えば、この単語どのように発音しますか?
- mobile
可動性を意味する単語ですが、この単語には主に2つの発音が存在します。
1つは"mobile [play,""mobile_am""]"、もう一つは"mobile [play,""mobile_br""]"です。
主に"mobile はアメリカ英語で使われ、 "mobile はイギリス英語で使われます。
また、人によってはアメリカ人でもで発音する人もたくさん居ます。
しかし、ネイティブの講師のほとんどはmobileの発音のどちらか一方しか知りません。
そのため、と発音する人は、
は間違いだと言うし、
逆にと発音する人は
が間違いだと直されます。
実はこの2つの発音ですがどの辞書にも普通に2通りの発音が載っています。 おそらく"mobile"の単語自体が基本的過ぎて、ネイティブ講師も辞書でわざわざ調べることが少ないのでしょう。
ただ先生によって言っている事がバラバラだと、英会話初心者にとっては特に、何が何だか分からなくなってしまいますね。 つまり、ネイティブ講師は結局自分たちの地域で使われている英語しか知らないのです。
このような地域ごとの英語の微妙な違いはネイティブ講師よりも日本人講師の方がよく知っています。 英会話教室によっては文法やTOEIC、英検などの資格対策のクラスが開講されており、これらのクラスには日本人講師が担当する場合が多いです。
日本人講師の場合、このような微妙な地域間の英語の違いをきちんと理解していることが多いですが、 ネイティブ講師の場合、ベテラン講師であっても知らない事が多いのです。
大手英会話教室ではきちんと大学で英語を学んだ講師を雇っているので間違った英語を教えることは非常に少ないです。
しかし、ネイティブ講師の言うことが絶対に正しいとも限らないので、ちょっと疑問に思ったことは自分で辞書やインターネットを使って調べてみるのも大切です。
格安英会話教室の講師は本当に信用できない
大手英会話教室ではあまり心配要りませんが、1レッスン1,000代など、格安でレッスンを行っているスクールは注意が必要です。 本当に間違った英語を教えている可能性が高いためです。
上記でご紹介した地域ごとの微妙な英語の違いは多少仕方ないとしても、中にはこんな間違いをするネイティブ講師も居ます。
- ×Where are you going to move to?
- どちらに引っ越しするのですか?
この間違いお分かりでしょうか? ここでは疑問詞である"Where"を使っています。この"where"を使っている場合、最後に前置詞は付きません。
正しくはこちらです。
- Where are you going to move?[play,""where are you going to move""]
"Where"を使った場合は基本的に最後に"to"は付きません。実際にネイティブの会話の中では使っている人も居ることは居るのですが、間違いは間違いです。
もし"to"を付けた表現の場合、"where"ではなく別の"which"なら使う事が可能です。
- Which city are you going to move to?[play,""which city are you going to move to""]
きちんと英語を学んでいないネイティブ講師の場合、こんな初歩的な間違いをする人も少なくありません。
それでは、格安英会話教室の講師と、きちんとした受講料を設定している大手英会話教室の講師とは何が違うのでしょうか?
大手の英会話教室の場合、講師の最低学歴として大学卒業を条件としている場合がほとんどです。 なぜ大学卒業が条件かと言うと、ネイティブは大学に入ってからきちんとした英語を学ぶことが多いからです。
例えばアメリカでは大学に入ると、大概必須科目として英語の授業を取る必要があります。 ここでエッセイを書くなどしてきちんとした英語を学ぶことが出来ます。
彼らは子供のときから英語を話しているので会話をする上では私たち日本人よりレベルが高いのは言うまでもありません。 しかし、大学入学前のアメリカ人の英語力は、人によっては日本人留学生よりも低い場合もあります。 日本人がアメリカに言って、英語の授業でアメリカ人の英語を修正するのはよくある話です。
料金が異常に安い格安英会話教室の場合、「ただネイティブをそろえれば良い」いといったネイティブブランドの考えが先行してしまい 講師の英語力も低くなってしまいます。また、経費を削減しているため、研修すら受けていません。 英語力の低いネイティブ講師に英語を学ぶのであれば、きちんと英語を勉強した日本人講師に英語を教わった方がずっと効率的で早く上達できます。
このような格安英会話教室では、ただ単に友達同士の会話レベルで、会話を楽しむだけなら問題ないかもしれません。 しかし、留学やビジネスなどに通用するような本格的な英語を学びたい人にとっては致命傷になってしまいます。